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アイスワイン
ワインの中でも珍しく、なかなかお目にかかれないのがアイスワインです。
『アイスワイン』という言葉を初めて聞いた人もいるでしょう。
アイスワインを飲んだことがある、という人はかなり少ないのではないでしょうか。
それほど貴重なアイスワイン、特別な日に特別な人と飲むのにぴったりですよ。
アイスワインの特徴
アイスワインが誕生したのは、偶然からでした。
1784年、ドイツのとフランコニア地方でワイン用のぶどうを栽培していたところ、
突然の霜によりぶどうが凍ってしまいました。
凍ってしまったぶどうはワインにすることができないために、本来ならば処分するしかなかったのです。
ですが、どうしても諦めることができなかった農民たちは、
その凍ったぶどうでワインを造ってみたところ、わずかな量でしたがワインを造ることができました。
それは、とても甘く芳醇な香りをもつワインだったのです。この偶然から誕生したのがアイスワインなのです。
アイスワインの収穫量は、通常のワインと比べて1/8〜1/10ほどしか収穫することができません。
そのため、当時は一部の貴族しか飲むことができなかったために「貴族のワイン」とも呼ばれています。
現代でも、アイスワインは非常に貴重で、通常のワインショップや酒屋さんではなかなか手に入りません。
現在、アイスワインが作られているのは、発祥の地であるドイツ、オーストリア、カナダの3カ国のみです。
アイスワインの製造方法
アイスワインに使うぶどうは、通常のワイン用ぶどうとは違い、秋に収穫せずに冬まで収穫しません。
徐々に寒くなり、気温によって凍結と解凍を繰り返すことによって、
少しずつぶどうの中の水分を減らしていくので、ぶどうの中の成分はどんどん濃縮されていきます。
アイスワインが造られているドイツ、オーストリア、カナダではアイスワイン製造の法律が定められています。
アイスワインは、ぶどうが自然の状態で凍ったものにのみ使える名称で、
外気温が-8℃になった日に凍ったぶどうを収穫し、凍ったまま搾って製造されます。
ぶどうが凍っているということは、搾ったときに水分はでません。
出るのは、凍っていない果糖を含んだほんの少しのエキスだけなのです。
このときにぶどう一房からとれるワインはスプーン1杯程度なのです。
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